ひゃーっ! もし本当にこんな島があったとしたら、私も、そして私の息子も、とっても優秀な人として生活できるんじゃないかしら。
……だって、ここは「ゴロゴロ島」。 ゴロンさんの一家も朝起きてから、みんなずっとゴロゴロ、ゴロゴロ……。 「はやく ゴロゴロなさい! ちこくするわよ!」 子どもたちは学校へ、ゴロゴロゴロゴロ。 ゴロンさんと奥さんのコロコロさんは自分たちの経営するふとん工場へ、ゴロン ゴロゴロゴローン!
街中でも、通勤ラッシュの電車の中でも、みんなゴロンゴロン。 もちろん、授業中だって! スポーツの試合中だって!!
衝撃的です。 何しろ、うちの中でしか許されないと思ってた「ゴロ寝スタイル」で一日中過ごしているのですから。 これは、未来のお話なのでしょうか? それとも探せば「ゴロゴロ島」はどこかにあるのでしょうか!? ずっとゴロゴロしているのは、どんな気分なのでしょう。そして、ゴロンさんのうちのふとん工場がこんなに成功している理由は?
まずは、親子で一緒にゴロゴロしながら、の〜んびり読んでみることにします。 何しろゴロゴロが得意ですからね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
あなたは、「ゴロゴロ島」を知っていますか? この島の人々は、みんな「ゴロゴロ」らしいんです。の〜んびり楽しめるユーモア絵本。
高畠 那生さんの作品の中でも、好きな絵本です。
起承転結がはっきりしているストーリーではありませんが、
なんだか読み返したくなります。
最後のオチも、さすが!
「ああー!そうきたか!」と、思わずうなってしまいました! (なーお00さん 30代・その他の方 )
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