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山のふもとのおばあさんの家に,いのししの子どもがたずねてきて,真っ赤なもみじを押し葉にしてほしいと頼みます。その一年後……。
一人暮らしのおばあさんのやさしさを、うりぼうはおかあさんからきいていたのですね。
母親のかたみにおしばを作ってもらいに来たのです。
野生動物の親離れ・子離れの様子は、人間からみれば非情なものですが、このおはなしはほっとさせてくれます。
小学生の孫はにこにこし、その母親はぐぢゅぐぢゅに?大泣きになりました。手放したくない一冊です。 (紙と鉛筆さん 60代・じいじ・ばあば )
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