「スーホの白い馬」「はじめてのおつかい」「あおくんときいろちゃん」「もりのなか」…。名作絵本24冊の“絵”を、絵本作家で装丁家の杉浦範茂が味わい深く読み解いた本。絵本の楽しみ方新発見。
良く知っている絵本の絵を、絵を描く杉浦さんから見ると、また別の楽しみ方が発見できることをしりました。
絵本の奥深さを再確認できる本だと思います。
後半は、どちらかというとあくの強い作品と、杉浦さんのこだわりが語られています。
『まつげの海のひこうせん』の章は、自分の絵が、文章の山下明生の要望で変わっていった経緯と、心理描写を描くときの発想の転換、絵の構成、実体験が語られていて、この章だけでも読む価値ありの本です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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