西東亭ひろし丸という架空の落語家が語る、創作落語。 演目は、 第一席 「初お目見えごあいさつ」 第二席 「名人」 第三席 「さん」 第四席 「四字熟語」 第五席 「運命」 第六席 「菩薩」 第七席 「狐」の7つ。 お題にあわせた、さまざまな小噺を、洒落と教養を盛り込みながら、縦横無尽に語ります。希代のストーリーテラー、本領発揮の一作です。笑いのなかにも、「なるほど」と唸らせる知識をもりこんだ、その語り口は抜群!
落語のような展開ではなく、間違いなく漫談の世界です。
しかもかなりのハイグレード。
雑学博学のオンパレードなので、素直に笑い続けられる人は、相当な知識人に違いありません。
子どもに話して聞かせたら、「何でなんで」と質問攻めに会いそうです。
ここはいかにもわかった風を装って、ニンマリ笑うくらいが丁度良いかも知れません。
高学年向けとみました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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