地球には、私たちが見ていないところ、私たちには見えていないところがたくさんあります。
例えば、1本の木は、外からは1本の木ということしかわかりません。しかし、その中をのぞいてみると、鳥、リス、ちょうちょうなど、さまざまな生き物たちがすんでいます。
では、地面の中はどうでしょうか。地面の中は、穴を掘らないと外からはわかりません。地面の中を地球全体という大きな目で見れば、「地殻」「上部マントル」「下部マントル」「外核」「内核」に分かれます。そして、地面の中は生き物のように動いているのです。
では、雲の中はどうでしょうか。そこにはいろんな粒が入っています。上のほうは氷の粒、下のほうは水の粒で、下のほうの水の粒が落ちてきたのが雨です。
このように地球には、ふしぎがいっぱい詰まっています。私たちには見えていないもののほうがずっと多いことに気づかされる絵本。
地球の見えないところ。
それは地球の中だけでなく、木の中だったり、山の中、海の中だったり。
見ることの出来ない場所を覗き見る面白さが、断面図を見たり、可愛いイラストを見たりして、凄く伝わってきます。
月と地球の関係についての場面では、何故月の裏側を見ることが出来ないのかを伝えるために、私が地球の真似をしてくるくる回りながら太陽の周りを回って見せたりして、子供は月で・・・とやっていて、本と合わせて楽しむことが出来ました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子6歳)
|