写真家である作者が、散歩道で見かける川原の一株のすすき。雨や風などの天候によって、また朝日、夕日などの光の具合によって表情が変ります。そして夏には花をつけ、秋には見事に紅葉もします。愛着をもって一株のすすきと接した写真家はやがて、すすきの声が聞こえ、すすきに流れている時間が感じられるようになりました。すすきの知られざる一年の姿を写真でおう自然観察絵本。
写真絵本です。
すすきを主人公に、すすきの1年(?)を描いてあります。
でも、このすすきくん、とっても親近感があって、本当に目の前で語られているみたいです。
子供たちも、わかりやすい文章だからか、聞き入っていました。
ただ、すすきくんのところにやってくる「お客さん」のところでは、身を乗り出すように見ていましたが。
すすきを身近に感じられる絵本でした。
今度すすきを見かけたら、ちょっと観察してみようと思います。
(れんげKさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子6歳)
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