「チリメンモンスター」は、チリメンジャコに混じった、イワシの幼魚以外の小さな生き物。奇抜な姿のものもあるので、大阪のきしわだ自然資料館等の有志が命名、遊んで学べる海の環境学習として提唱しました。「チリモンさがし」は、いまでは全国の子どもたちにおなじみのものとなり、大人をも魅了して、メディアにもたびたび取り上げられています。この本は、チリメンモンスターを入り口として、それらが実際はどんな生き物で、どのように育ち、くらしていたのか、また、それらがすむ海の中の環境や、海の生き物のくらしはどんなものなのか、ということが、絵本的に楽しくわかる本です。さらに海の不思議や謎も紹介して、未来の地球環境の鍵を握る、海への興味をより深く持つきっかけにします。前作『チリメンモンスターをさがせ!』では「チリモンカード図鑑」と銘打って図鑑を掲載していましたが、今回も新たに図鑑ページを3見開き掲載。
「ちりめんじゃこ」と言えば、
温かいごはんにのせたり、大根おろしと一緒に食べたり、
私が子供のころからある食材です。
たしかに何か違う魚がまぎれこんでいるなぁ〜ということは
感じていましたが、
「チリメンモンスター」と名づけられ
おもしろそうな、興味深いお勉強だと
話題になっていて関心を持っていました。
もう1冊の「チリメンモンスターをさがせ」を
先に読んだ方が良かったかな。。
こちらは そこから海の生き物の様子と
図鑑のような詳しさで
ここまで研究されていることに驚きました。
何気なく食べていた「ちりめんじゃこ」のなかに
海の生き物の生活や命を感じました。
私はおばあちゃんですが、
小学生ぐらいのお子さんはぜひ興味を持って
調べてみてください。
とてもおもしろい勉強になると思いますよ。 (koyokaさん 50代・じいじ・ばあば )
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