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アマミホシゾラフグ 海のミステリーサークルのなぞ

アマミホシゾラフグ 海のミステリーサークルのなぞ

  • 絵本
文: 江口 絵理
写真: 大方 洋二
絵: 友永 たろ
出版社: ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2016年07月25日
ISBN: 9784593583065

32ページ

みどころ

奄美大島の海には、なぞのミステリーサークルがあるんですって。
ミステリーサークルってどんなものでしょう?
ぜひ絵本を開いて、海の中の写真を見てみてください。
海底の砂が丸く削られ、ふちにつみあげられ、ひだひだの模様がついた場所……。
本書は、水中写真家の大方洋二さんが撮影した、ふしぎな行動をする魚の写真絵本です。

その魚とは……アマミホシゾラフグ。
体10センチほどの小さな魚。
2015年に「世界の新種トップ10」にも選ばれた魚。
NHKの番組でも紹介された、この小さな魚が2メートルもの大きなサークルを作るわけが本書でわかります。
海底の砂がくっきり見える迫力の写真から、イラスト図解まで駆使して、アマミホシゾラフグの行動や生態が明かされます。

オスがメスのほっぺたをそっとくわえる場面の表情には思わずドキドキ。
敵を追い払ったり、「メスがきた!」とよろこんだり、魚にはこんなに表情があるのかと驚きます。
カメラに映し出された、奄美大島のきれいな海と星空に吸い込まれそうです。

本書は自然科学に興味をもってもらおうとはじまった、ほるぷ水族館えほんシリーズの中の一冊。
日本絵本賞を受賞した『ゆらゆらチンアナゴ』をはじめ『クラゲすいぞくかん』や『ジンベエザメのはこびかた』などわくわくする絵本がいっぱいです。
表情ゆたかな生き物に迫った写真、コンパクトな解説は子どもの「なんで?」という疑問を刺激してくれます。
総ルビなので一人読みにも安心ですよ。
海に住む生き物の世界をのぞいてみてくださいね!

(大和田佳世  絵本ナビライター)

出版社からの紹介

奄美大島の沖、海底になぞのミステリーサークルがある。これを作ったのはだれ? なんのため…? 2012年に発見され、新種として登録されたアマミホシゾラフグは、小さな体で大きなサークルを作ることで話題になった。読み応えのある写真絵本。

ベストレビュー

新種のフグの紹介です

2m位のサイズのミステリーサークルを作るフグ。
何に使うのかと思ったら、求婚の為だったとは!

体長は10cmほどなのに、1匹でこれを作れるのかと思うと凄いな〜と感心してしまいました。

まだどこの水族館でも展示されていないそうですが、もし展示されることがあれば、ぜひこのミステリーサークルがみられるような行動展示にして欲しい!
その位美しくて面白い生態ではないかと思いました。
(hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳)

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