においを消す薬を買いに行った、バーバラと弟のリック。スーパーでいちばん安かった古いびんを買って帰ります。ところが、ふたを開けると、黒い服を着て黒い傘をさした、小さな小さな魔女が出てきたのです!
シリーズの23巻になります。
一つ違いの姉弟、バーバラとリックは、両親が旅行に行っているあいだ、シーターのおばあさんに面倒を見てもらっています。
二人は、料理中のキャベツの匂いが嫌で、匂い消しになるものをチャーチ通りに買いにゆきました。
そして家に帰ってビンの蓋を開けると、ちっちゃい魔女が出てきて
太ったおばさんくらいの大きさになりました。
この魔女さんはとても気が良いのですが、なんだか不器用で心配です。
バーバラとリックは、魔女のゲールさんを屋根裏に住まわせて面倒を見ます。
プロスペクトパークの湖ではゲールさんと知り合いのウミヘビのジョージも出てきます。ジョージはやさしいドラゴンみたいで、とてもかわいいです。そして、なかなかのしっかりものです。
バーバラとリックの数日間の冒険が描かれた楽しい作品です。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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