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晴佐久神父による、福音全開のクリスマス絵本が、新装版になってもどってきました。絵本をとおして伝わるクリスマスのメッセージを、ぜひ手にとって確かめてください。 生まれたばかりのイエスさまを訪れてきたのは、悩みを抱えた羊飼いと博士たち。一生懸命お祈りしていると……、あら? イエスさまが何かお話ししたそうですよ!
星がいっぱい静かな夜に、イエス様はお生まれになりました。
イエス様はまだ言葉を話せないけれど、人々が救いを求めてやってきます。
生まれたばかりのイエス様は、その人たちに、
「あぶう ばぶう」
としか言えません。
ですが時おり、こうも言うのです。
「だいじょうぶう」
大丈夫!!
人々は安心し、晴れやかな顔で去って行きます。
子どもたちは、毎日初めてのことに遭遇し、心配したり困ったり。
不安なことが多い日々の中で、救いを求めています。
そんな時に、
「だいじょうぶ」
と言ってもらえたら、どれほど安心することでしょう。
その言葉を言う人が自分の親だったら、どんなに嬉しいことでしょう。
でも、親自身が大丈夫ではない時があります。
また、親に言ってもらえない子もいます。
そんな時は、イエス様の言葉に耳を傾けましょう。
イエス様は、神様の「だいじょうぶ」そのものです。
一生懸命お祈りすれば、必ず救いの道が見えてくるはずです。
この絵本は、キリスト教のお話のようです。
宗教は、キリスト教の他にも仏教やイスラム教、ヒンズー教など、様々にあります。
救いについて、色々な宗教がそれぞれの考え方で様々な言葉を用いて教えてくれます。
だから答えは一つではなく様々なので、自分の心に一番馴染む言葉を信じればいいかと思います。
この絵本は、それら様々な考えの中の一つの言葉を、優しい文章で説いています。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子18歳)
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