|
もみの木は、自分のチクチクした葉が大嫌いでした。妖精に頼んで、柔らかい葉に変えてもらいますが、ヤギに食べられてしまって… 繊細で美しいクリスマス絵本です。
クリスマスの物語というよりは、隣の芝生はあおいといったお話です。
もみの木は、自分の葉っぱが好きではありません。
チクチクとがって、針みたいで。
柔らかくてひらひら揺れるような他の葉っぱが羨ましくてたまらないのです。
すると、妖精が現れて、もみの木が望む葉っぱにかえてくれるのですが、果たしてこれは、もみの木にとって幸せなのでしょうか。
こみねゆらさんの繊細な絵が本当に素敵です。
定番のクリスマスカラーとはまた違う優しい色味も魅力です。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
|