ママとパパの心をぎゅっとつかむ絵本が誕生しました! その名も『いっさいはん』。 ぐんぐん成長し変化していく子どもの、“1歳半”という「一瞬」のような時期をとらえて図解。 といってもこの絵本、けっして大人のため「だけ」のものじゃありません。 ちょっとお姉ちゃんお兄ちゃんになってきた子どもがまちがいなく楽しめます。 くすくす笑って「え〜」「おかしい」といいながら読みそうですが、きっとママやパパは「数年前のあなたよ!」と突っ込みたくなるにちがいありません。
「ぜんてんしたくて、おしりをおされるのをまっているポーズ」 「つねにごはんつぶまみれ」 「ちらかったものより、かたづいているものにきょうみがある」 「うつわにはなんでも、すなをまんたんにつめる」
どのページにも「あるある」がいっぱいです。 いっときも秩序が保てない1歳半の子どもとの暮らしは、経験しただれもがあまり思い出したくないくらいたいへんだった……かもしれません。 でも、忘れちゃいます。 この絵本を読むと思い出します! そして愛らしさに胸がいっぱいになります。
もともとはminchi(みんち)さんがツイッターに描いていたイラストが反響を呼び、このたび絵本として出版されることになったそう。 子育て経験者は「ねえ、みてみて」と多くの人に教えてあげたくなる絵本です。 子育てが大変だと思っている、これから子どもを産むみなさんには、むしろ「このおもしろさ」を伝えたい! お兄ちゃんお姉ちゃんになった子たちには、思いっきり愛情をこめて読んであげてくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
SNSで大反響の“1歳半ぐらいの子どもの行動”が絵本になりました。じっとしてられない、ごみを集める、なんでも散らかす…くすっと笑えて子どもが愛おしくなる一冊。
8歳の息子が読んで!と選びました。
赤ちゃんの成長を描いた絵本を小学3年生の男の子が読んで、面白いのかな?
ところが、息子は読んでいる間、終始爆笑!
何回も、同じところを読んで読んで!と言ってきます。その様子は絵本の中の1歳半の子供とまるで同じ!
読みながら、同じことしてたよ!とか、これはしなかったねえ。など、親子でぺちゃくちゃおしゃべりしながら、読みました。
今も1歳半の時と変わらず、食事をこぼしたり、片付け上手でなかったりしますが、絵本を読んだ後に、子供の大きな成長を改めて感じることができる、素敵な絵本です。 (森の小人さん 40代・ママ )
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