フォトジャーナリスト36年、世界60カ国以上を巡る長倉洋海が出会った人と風景。黄金色に染まり、黄金に迷う。生と死をつなぎ、黄色い花が揺らめく。色はだれにでも、おなじようにふりそそぎ、ひきだすことができる。色からまとめる、新しい発想の写真絵本全6巻シリーズ第5巻〈黄〉。珠玉の写真とエッセイで黒と同時刊行!
写真家長倉さんが、世界の風景から様々な黄色を切り取ってまとめた写真集です。
黄色はしあわせの色であり、希望の色であり、実りの色であるけれど、無地の黄色だけを見ていたら落ち着かなくなりました。
黄色は対局にある黒(闇)があって、初めて成り立つ色なのですね。
そう見ると、長倉さんは黄色のために黒をとても効果的に使用していました。
闇があるから光が眩しいのかも知れませんね。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|