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「わたしといっしょに来て下さい」真夜中、枕元に現れた不思議な男。 しんしん雪が降りつづける中、男に誘われるままハナコは山へと入って行った。 冬の山で遭遇する奇天烈な妖怪たち。 夢か現か幻か、ハナコを覆う奇妙な出来事。
全ページ、鉛筆を駆使したモノクロの世界で表現されており、一見おどろおどろしくみえますが、どことなく滑稽で、また不思議な美しさを漂わせています。
モノクロで描かれた精密な絵が幻想的でした。最初から異世界にひきこまれます。そして、迫力のある妖怪たちの絵に思わず息をのみました。ドキドキするような展開で、おもしろかったです。他の絵本も読んでみたいと思います。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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