子どもが描いた絵を見ながら、他の子どもが詩を書いた。谷川氏の指示は2点だけ。様々な子どもたちの豊かな創造力がつまった絵と詩が満載。詩人谷川俊太郎と子どもたちが織りなす「詩と絵」のコラボレーション。
谷川俊太郎さんと子どもたちが行ったワークッショプで作られたものを東京都図画工作研究会が編集した作品集みたいな絵本です。
子どもたちがほかの子どもが描いた絵を見て詩を作ったり、
その場に一緒に参加していた谷川さんも、それにそえる詩をつけるという、とっても不思議で楽しいそうな取り組みです。
ただ谷川さんの詩以外は、子どもたちが書いたままの字で載っているので、ちょっと読みづらかったところが残念でした。
(子どもたちが書いたという“らしさ”はよく出ています。
この中に紹介されている子どもたちの作品の中で、個人的に一番印象的だったのは、
「さびしい さびしい かしの木」(小嶋華子:5年)の絵と、
セットになっていた「冬のかしの木」(岩田楓4年)の詩でした。
感性が素敵でした。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
|