ぼくの おかあさんですか? 心がほっこりする こねことたんぽぽの物語 こんのひとみ × いもとようこ 人気コンビ 魅力満載の最新刊!
一本のたんぽぽの根元で目を開けた小さなこねこ。初めて見るたんぽぽが、こねこのお母さんになりました。たんぽぽのお母さんに守られて、すくすくと大きくなったある日、お母さんの黄色い花が真っ白な綿毛に変わり、飛んでいってしまいます。こねこが綿毛を追いかけていくと、広いたんぽぽ畑に出ました。そこにはお母さんがいっぱい。でも、どのたんぽぽにたずねても、お母さんではありません。とうとう泣きだしてしまったこねこを抱き上げてくれたのは、新しいお母さんでした。
生まれて間もないこねこが目を開けてみたら、ひとりぼっちでした。
動物は最初に見たものを母親と思うそうですが、たんぽぽに母性を感じるなんてすごいですね。
家族ができるまでの不思議な体験に、うたれました。
たんぽぽでも、自分が安らげるものがあったらばこそですね。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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