「きょうのよる、せんそうにならない?」とのわが子の言葉で始めた安保関連法に反対するママの会デモコールから生まれた絵本。戦争の不安に怯えるわが子に読んで安心させたいという母親の願いを伝える。
この絵本に反対する人はいないでしょう。
子どもを思う心、子どもに託す未来の平和を願う気持ちは、世界共通だと思います。
とてもシンプルに熱く語る絵本ですが、お話の後に付されたメッセージに、現実の難しさを感じます。
誰もが望む平和のために、どうして考え方の違いが生まれるのでしょうか。
平和のために戦争をするのでしょうか。
平和のために武器を作るのでしょうか。
平和のために殺したり殺されたりする矛盾を、子どもたちにどう伝えれば良いのでしょうか。
考えさせられてしまいました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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