ちっちゃな木は幸せでした。葉っぱは青々としげっていましたし、友だちもたくさん遊びに来てくれましたから。秋になり、ほかの木は葉っぱを落としましたが、ちっちゃな木だけは葉っぱを落としませんでした。でも、やがて……何かを手ばなすことの大切さを、やさしく語りかけてくれる絵本です。
ファンの山根基世さんの訳した本と言うことで出会いました。
これは子どもには難しすぎると思いました。
最初読んだときには私自身よく理解できませんでした。成長するためには固執することなく、手放すこと、変わることも大事だと言うことを教えてくれているのでしょうか?
周りの変化に逆らって、ちっちゃな木は何故そこまで葉っぱに執着していたのか分かりませんが、枯れることなく、自然に委ね、優しい動物たちに囲まれてまた幸せを感じたことでしょう。 (SNOWDROPさん 60代・その他の方 )
|