ブタのピンキーときたら、たいへんなねぼすけで、いつでも、おうちの中のソファに、だらりんとねそべって、ねむってばかりいました。 でも、サラちゃんが、トン、トン、トンって、三回ドアをノックすると、ピンキーはたちまち、パチッと目をさまします。 そして、「はあい、どなた?」って、言うんです。 サラちゃんは、答えます。「サラちゃんですよ。あそびましょ。」ってね。 それから、サラちゃんとピンキーは、ふたりで……というか、ひとりと一ぴきで、色んなところに、あそびに出かけるのです。
女の子のサラちゃんと、ブタのぬいぐるみピンキーが送るゆかいな物語! いいお天気にさそわれて、ふたりは花の都パリへ向かいます!
富安陽子さんの作品です。
サラちゃんという女の子のお部屋には段ボールのおうちがあって
そこにはピンキーと言う名のブタの女の子が住んでいます。
二人は仲良しで、ある春の日、ちょっと遠出をすることにしました。
どこまで行ったかというと、エッフェル塔のあるパリです。
楽しそうですね。
赤い車オープンカーでボンジュールです。
おおきなケーキを食べたり、宝石どろぼうをおいかけたり
可愛い冒険のお話です。
小学校初級から。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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