第20回学校図書館出版賞受賞! ◎「アルゴリズムえほん」シリーズ全4巻
本書は、プログラミング言語の書き方を学ぶものではありません。 「自分がこうしたい、こうなりたいと思ったこと(目的)を達成するためにとる方法(解決策)」が「アルゴリズム」というもののこと。 (つまり、おいしい料理を完成させるための「レシピ」、美しい曲を演奏するための「楽譜」もアルゴリズム!) コンピューター・プログラミングの土台となるその概念を、感覚で身につけられるようなストーリーを絵本にしました。 お話は小学校を舞台になっています。 2年生の後藤くんと、4年生と6年生の姉ふたりの3きょうだいが、さまざまなできごとを通して「アルゴリズム」「プログラミング」「コンピューター」について楽しく知っていきます。
第1巻では、 朝、学校へ向かう後藤家の3きょうだいが、通学路上で行く手を阻むものたちに対して、3人それぞれの方法で対応していくストーリーが展開します。つまり、それぞれ考えて実行した方法が「アルゴリズム」というものなのです。また、ふたつめのストーリーでは、「体操着が6年生のお姉ちゃんのものだった!」というピンチを小学2年生の後藤くんが知恵をしぼって解決します! 楽しいヒヨコ数えゲームや、迷路ゲームも載っています。 巻末の指導者向けページでは、プログラミング教育のこれからや、行う理由、どんなことが授業でできるかなどが解説されています。
「アルゴリズム」と言われても、何のことか、自分も全く理解していないよなぁと思い、手に取りました。
アルゴリズムというのは、目的を叶えるための方法のこと。それをコンピューターに命令することを「プログラミング」というんだそう。
「さあ、どうする?」と考えた方法のことをアルゴリズムというと考えると、なんだかワクワクしてきました。目的に向かう道のりは1つじゃないというのもよかったです。
わかりやすくて、読みやすい本でした。シリーズになっているようなので、他も読んでみたいです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子13歳)
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