めざめて見る光景。光が射し込む。手をくすぐる虫。犬と楽しくふれあう。夕暮れはさみしい。夜にねむり、もうひとりの自分が目をさます。夢を見ているのは誰? 星はいつからまたたいている? 宇宙は誰がつくった……? 感覚や気持ちなどの現実から、夢や超現実へのうつろいを、光、星、物質、現象、命の粒を重ねて幻想的に描き出す。「意識のめざめ」をテーマに、この世界とは何なのかという、永遠の謎を問いかける一冊。
然り気無い日常の中にいる自分を客観視して、生きることについて真剣に考えたことがあります。
今、ここに自分がいること、ものを感じること、考えているうちに、思考がどんどん研ぎ澄まされていくような気がします。
そんなイメージを
視覚的に表現した絵本です。
色のない最後のページがとても重要だと思いました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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