いちばん後ろは車掌さんがのってる赤いはこ。それからオレンジ色のタンク、黄色の車、草色のはこ、青い車…せんとうは真っ黒い蒸気機関車。かもつたちのぎょうれつが、トンネルをぬけ、鉄橋をわたり、力強くはしっていく。厚生省中央児童福祉審議会推薦
最初のページにレール、次に色のついた貨物、そして貨物列車全体の絵。次にページをめくると「ぎょうれつがはしる」の言葉とともに貨物の絵が色を後ろに流したような絵になっていて、走っている疾走感がはっきりとわかる絵になっています。トンネルと通り、町をとおり、最後の行列がみえなくなったというところでは、汽車のけむりだけが見える絵になっています。短い文章と迫力の絵で本当に貨物列車が走っていたようなそんな疾走感がせまってくる絵本です。電車大好きのお子さんには、ぴったりの絵本だと思います。 (ゆうりもさん 30代・ママ 男の子8歳)
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