明治時代の終わり。開発により砂に埋もれたえりもの浜に、50年かけて森を蘇らせたコンブ漁師たちの実話を、精緻かつ力強い筆致で描き出す。豊かな自然を守り育て、共存することの大切さを伝える絵本。
北海道日高地方えりも町 そこは150年前ははコンブの産地だった
昔は森におおわれていてコンブは宝だった それが時代がかわりたくさんの人間が住み 森の木を切り出したので 森が泣くなり 砂漠化してしまった
そのため たからのコンブもとれなくなり・・・・移住するしか亡いと思われた
そんな時 常雄さんは「俺たちの手で海とふるさとを よみがえらせるべ」と立ち上がった
木を植えて 森の再生に精を出したが・・・・・そんなに簡単に森はできなかった
こわしてしまった自然の再生がいかに大変かが解ります
それでも何度も失敗しても ねばり強く森の再生に挑んだのです
そして そこに住む 一人のおじいさんの予言通り 流氷が 海にたまった砂をおしながし 埋もれていた岩を取り戻したのです
流氷の大掃除をしてくれる 知恵をこのおじいさんは知っていたのです
それからは コンブ漁ができるようになったのです
これは実話だそうです
やはり 人間は自然の摂理を守り 生きていかなければならないと言うことを 教えられました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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