にじの保育園におじちゃん先生がやってきた。お昼寝のたびに「おかあさーん」と泣くけいたくんを、おじちゃん先生はおんぶして、「おもいきり泣けや」という。いつも園児ひとりひとりを見守り、愛情を注いでくれたおじちゃん先生。病気で帰らぬ人となってからも、園児の心の中に生きている。―ある保育園の実話をもとに作られた、心あたたまる絵本。
保育士というと女性が多いと思うのですが、おとこ先生の存在はとても大切だと思います。
若い先生だとお兄ちゃん先生、年配だったらおじさん先生でしょうか。
知っている園ではボランティアでシルバーさんが園庭の面倒を見ていたので、この絵本では「おじいちゃんせんせい」
と勘違いしてしまいました。
今まで自分の家庭しか知らなかった子が初めて入る別世界です。おんな先生はどうしてもお母さんと比較してしまうけれど、まだまだお父さんの出番が少ない時期に男の先生は良いおじさんとして、人間関係の学びになっているような気がしました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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