ここに登場するのは江戸の長屋のごくふつうの人々。 庶民のくらしを「江戸売り声」という切り口で総ざらいしたユニークな図鑑シリーズの登場です。
商店街やスーパーに出かけたり、インターネットで注文したり。現代は「買いたい人が、商品を探して買う」時代です。ところが、江戸の町ではまったく逆でした。「売りたい人が、お客さんを探して売る」時代だったのです。 黙っていては商売が始まりません。町のあちらこちらを移動しながら、声高らかによびかけて、お客さんを探すのです。江戸売り声は、そんな商売の形から生まれました。江戸売り声を手がかりに、江戸のくらしを実感してください。
江戸時代の庶民の生活と、様々な物売りの姿や口上がとても楽しいです。
歴史の授業では習わないことばかりで江戸の人を身近に感じられる一冊です。私のような詳しくないけど歴史好きな大人も色んな発見があって凄く楽しめます! (lunaさん 30代・ママ 男の子9歳)
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