あの NHK昔話法廷が ついに本に! 三匹のこぶたは「殺人罪」か「正当防衛で無罪」か? あなたが裁判員ならどうする!?
三匹のこぶたは殺人罪か正当防衛で無罪か? カチカチ山のウサギに執行猶予は? 王妃は有罪か無罪か? おなじみの昔話の登場人物が現代の法廷で裁かれる。裁判員制度を考える話題のNHK Eテレの番組を小説化。
童話、昔話に登場する人物の罪を考える、ちょっとした頭の体操的な読み物です。
カチカチ山のうさぎ、白雪姫の王妃が被告席に立つのは理解できるのですが、三匹のこぶたの3番目のこぶたに殺意があったかなんて、想像したこともなかったので、視点の違いを楽しみました。
白雪姫については予想外の展開にエスカレートして、物語そのものの内容にまで踏み込んでしまいました。
その法廷も、判決までは書いていないので、その判断を予測しながら読み終えました。
少し意地悪なエンターテインメントですが、一面的思考で硬直化した人には、ちょっとした効果がありそうです。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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