今日はクリスマスイブ。それなのに。 …それなのに、サンタさんが風邪を引いちゃった! だから今年のクリスマスはおあずけ。そんなことってありえる?
「ありえない!」
そこで、登場するのが“スーパーポジティブキャット”ピート。
「せかいじゅうの こどもたちに プレゼントを とどけてほしい」
でも、いくらピートだって、サンタさんの代わりだなんて。 そんなこと出来るの? でも言いますよ、ピートは。
「やってみるよ!」
小さいピートだけれど、クリスマスは幸せを届ける日ですからね。 やってやれない事はないのです。 ピートは、ミニバスに乗りこんで、プレゼントを積み込んで。 嬉しくて歌をうたいながら夜の空へ…飛びたった!!
読んでいるだけで元気が出てきて、思わず歌いたくなっちゃう絵本「ねこのピート」シリーズ。どんな時だって、何が起きたって、例え初めてのことだって、常に前向きに取り組むピートの姿は、子どもたちにも大人気。シリーズ第5作目は、ピートがサンタクロースになって大活躍してしまいます。ありえないけど、ピートならありえちゃう!? そんな頼もしさはクリスマスのお話にだって健在です。
ギターと歌が大好きなエリック・リトウィンが文章、5匹の猫と暮らすジェームス・ディーンが絵、「マジックと音楽と絵本」の楽しさを子どもたちに届ける大友剛さんが訳を、絵本ライブでも楽しませてくれる絵本作家長谷川義史さんが文字画を! 巻末にはすぐに歌える楽譜付き。楽しい一冊がまたまた誕生しました。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
クリスマスイブに風邪をひいて寝込んでしまったサンタさん。そこでサンタさんの代わりにピートが子どもたちにプレゼントを届けることに。親子で一緒に歌いながら楽しめるポジティブな生き方が魅力の「ねこのピート」シリーズ第5弾。
「ねこのピート」シリーズ、1作目の「だいすきなしろいくつ」を子供達が小さい頃に読みました。もう10年くらい前でしょうか?「かなりサイコー」と親子でノリノリで歌ったのを今でもよく覚えています。
そのピートのクリスマスのお話が読めるなんて、嬉しい限り。ピートの明るく賑やかな感じとクリスマスの雰囲気がとても合っていて、楽しく読めました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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