『時の迷路』『進化の迷路』など累計発行部数270万部突破(2018年現在)の大ベストセラー「迷路シリーズ」15冊目は……「忍者」です! 忍術秘伝の巻物12本を手に入れよう! 敵の忍者たちをかわしつつ、忍術をおぼえて道をひらいていきます。
時は戦国時代。描かれているお城(迷路絵)がリアルで、「モデルは武田氏と徳川氏がとりあった高天神城です」「織田信長の安土城をイメージしています」…などと記されているのは、歴史考証画家の香川元太郎さんだからこそ。 もちろんお城だけでなく、忍者の里、山賊の森、合戦場とさまざまな戦国の風景に、おなじみの“迷路”と“かくし絵”がいっぱい! ワクワクと歴史への興味も広がっていきそう。
巻物を手に入れながらゴールまでたどりついたら、今度は巻末の「さがせ動物」「さがせ人」でもう一度はじめからチャレンジ。 今回はすべての場面に宝の箱(つづら)があるみたい…。 なんと忍者の暗号で、宝箱の目印を書いてあるのだそうです! さあ、あなたはぜんぶ見つけられるでしょうか?
見るたびに新たな発見がある「迷路シリーズ」。今回も期待を裏切りません。 かんたんなかくし絵から、歴史の知識まで、幅広い世代が一緒に楽しめるのもこのシリーズの特徴。 繰り返しページをめくって楽しんでくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ベストセラー「遊んで学べる」迷路シリーズ第15弾! 忍術をおぼえて道をひらき、戦国時代をかけぬけろ!
精緻に描かれた戦国の世には、忍術秘伝の巻物が12本。各場面で巻物を手に入れながら、迷路やかくし絵を解きゴールを目指します。戦国時代の里山をイメージした「忍者の里」や長槍隊や鉄砲隊が活躍した合戦をイメージした「合戦をぬけろ」、織田信長の安土城をイメージした「大名の城」など、歴史考証画家の著者だからこそ描ける戦国時代の人物や風景は、見ているだけで歴史への興味が広がります。小さな子どもは、かくし絵探しに夢中になり、小学生くらいからは、歴史の知識が身につき、大人は子どもと競い合い……幅広い世代で楽しめる迷路絵本です。
【内容】「忍者の里」→「山賊の森」→「戦う山城」→「合戦をぬけろ」→「京の都」→「大名の城」→「ごてんの奥へ」→「戦国の寺」→「海賊の海」→「沖縄のグスク」→「船にのれ」→「鬼の島」
迷路の絵本は、あまり読むことがないので「どんな感じなのかな?」と思いながら見てみました。
迷路、隠し絵などのゲームには、しっかりとやりごたえがありました。また、戦国時代が舞台の絵本ということもあり、大人にとっても、絵に見ごたえがありました。おもしろかったです。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子4歳)
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