「きたよ! きたきた! あれに のるんだ!」 サトシン&羽尻利門のコンビがおくる、とある一家の、はじめての列車旅行。
おとうさん、おかあさん、おとうと、そして「ぼく」。 4人家族が、列車に乗って、小旅行に出かけます。 列車を待つ駅のホーム、乗り換え、駅弁、鉄橋、車窓の景色……。 見るもの、聞くもの、どれをとってもワクワクがとまらない子どもの気持ちが、みずみずしいセリフと美しい絵にのって、ページいっぱいに広がります。 ラストには、読者をアッと驚かせる楽しい展開がある、かも!? 読めばきっと、家族で列車旅行に出かけたくなる、ほのぼのと楽しいおはなしです。
■著者紹介 作:サトシン 1962年、新潟県生まれ。広告プランナー、専業主夫、フリーのコピーライターを経て絵本作家になる。 『うんこ!』(絵・西村敏雄、文溪堂)で第1回リブロ絵本大賞、第20回けんぶち絵本の里びばからす賞、第3回MOE絵本屋さん大賞など、多数受賞。 そのほかの作品に『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』(絵・よしながこうたく、講談社)、『わたしはあかねこ』(絵・西村敏雄、文溪堂)、『ふしぎなあおいふく』(絵・ドーリー、ポプラ社)などがある。 作家活動のほか、新しい親子のコミュニケーション遊び「おてて絵本」の普及にも力を入れている。 大垣女子短期大学客員教授。
絵:羽尻利門(はじり としかど) 1980年、兵庫県生まれ。京都育ち。立命館大学国際関係学部卒。 児童書や絵本、教科書の挿絵の分野を中心に幅広く活動中。 児童書作品に『坂の上の図書館』(作・池田ゆみる、さ・え・ら書房)、『天国にとどけ!ホームラン』(作・漆原智良、小学館)、絵本作品に『ごめんなさい』(作・サトシン、ポプラ社)、『花まつりにいきたい』(作・あまんきみこ、本願寺出版社)などがある。 作と絵を手がけた『夏がきた』(あすなろ書房)は、平成29年度厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選出された。 現在、徳島県阿南市在住。日本児童出版美術家連盟会員。
子どもだけで無く、大人もワクワクする気分になれます。
家族旅行の素晴らしさが感じられる、列車旅行に行きたくなる一冊です。
最後のオチは子どもも大人もびっくりする事間違い無し!
電車好きのお子さんはもちろん、そうで無いお子さんもみんなに読んで欲しいおススメの一冊です (カピバラちくちくさん 40代・パパ 男の子5歳)
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