どんくり山へでかける、りすの親子。 大好きなどんぐりをたくさん集めて「いただきまーす! 」 そのどんぐりは、ずっと昔、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃みんなのために植えたもの…。 それは、過去から現在そして未来へと、世代を超えてつなげられる遥かな想い。
いもとようこが描く世界は、愛らしく、美しい。 作者の祈りといえる深い想いは、繊細な貼り絵をとおして、確かなぬくもりのある絵本になる。 食べること、生きること、生命(いのち)をつないでいくこと…「ありがとう」の感謝の気持ちがあふれます。
絵もとてもかわいらしくて、どんぐりなんて本当に本物がそこにあるかのように描かれてて、見ているだけで気持ちがホッとします。うちの子供はどんぐりが大好きでどこに行ってもどんぐりばかり集めているような感じですが、この絵本もきっと気に入ってくれそう。優しい気持ちになれる、素敵な1冊です。 (ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子7歳)
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