鉄道ファンの憧れだった寝台特急 「ブルートレインさくらごう」が、ついに絵本で復活!!
1958年に登場し、寝台特急として活躍したブルートレイン。 そのなかでも鉄道ファンの憧れの的だった「さくら」の東京から長崎までの19時間19分をたどった絵本です。
動くホテルのような「さくら」での楽しみを情報豊かに描き、まるで自分が乗っているかのように思える体験型絵本。あの懐かしの食堂車や寝台ベッド、そこから見える景色など、ワクワク感が満載です。 14系ブルートレインのN車両。本州の牽引機EF65PFから関門牽引機EF81-301、そして九州牽引機のED76が、中村章作の細密な絵で見事に甦ります。 2005年3月に廃止された「さくら」の全盛期を後世に伝える、貴重な資料本にもなるでしょう。 鉄道大好き少年、鉄道ファンに向けて贈る名作絵本が、ついに復刊です!
鉄道に詳しくはありませんが、東京から長崎まで走るブルートレインの存在は耳にしたことがありました。列車をモチーフにした絵本は数多くありますがこちらはちょうどいい文章量で時間経過とともに移り変わる景色や乗客たちの様子が分かりやすく描かれていて最後まで飽きることなく読むことができました。
19時間の列車の旅。今はこれほど長い移動時間をのんびりと楽しむ時代ではなくなりましたが、「さくら」号は2005年に廃止されたということを知り、それほど大昔の出来事ではないのだなと驚きました。
こちらの絵本はブルートレイン全盛期の時代の空気感や人々が豊かに過ごす様子がリアルに感じられます。鉄道ファンでなくてもおススメの一冊です。 (ouchijikanさん 40代・ママ )
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