助けたいのししの言う通りにすると、若者は長者の娘と結婚できた。しかし、花嫁がオオムカデにさらわれてしまう。いのししは若者に、オオムカデの屋敷へ行き、赤、青、黄色の袋がついた扇を奪うように言い…。
韓国の昔話です。脚本は日本人の方ですが、絵の描いているイ・スジンさんは韓国の方で、童心社からはこの方の紙芝居は何作品が出ています。
聞いたことのない話だったので、とても面白かったです。
韓国では山の神さまは『イノシシ』に化けることもあるんですね。
昔話にありがちな3回の繰り返しや、約束したことを守らなかったために起こる不幸な出来事など、物語はたっぷりしているのに、文章は簡潔で、12場面ですっきり終わっているところも好感が持てました。
物語慣れしていれば5,6歳くらいから楽しく見れると思います。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子19歳)
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