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おおいなる だいずいちぞく

おおいなる だいずいちぞく

  • 絵本
作・絵: はしもと えつよ
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2019年06月14日
ISBN: 9784033329307

出版社のおすすめ年齢:5歳〜
27cm×22cm/32ページ

みどころ

大豆、食べてますか?

ご存知、大豆は変幻自在!
豆腐に、味噌に、納豆に!
わたしたちの食生活の、あらゆる場面で活躍する大スター!

なんと、海外の方が日本の空港におり立つと、しょう油の匂いがするといいます。
しょう油の原料も、そう、もちろん大豆!

これは、日本の食に欠かすことのできない、大豆の秘密に迫った絵本です。

春の畑の土のなか、世に出る瞬間をいまかいまかと心待ちにしている、「だいずいちぞく」の王子さま。

「早く、われら『だいずいちぞく』の力を、世のものに見せつけてやりたいよ!」

ところが、王子の行く手には、数々のピンチと不思議が!

だいずいちぞくをつけ狙う、あやしい天敵の影――
芽を出さずにニョロニョロと伸びきってしまった、不思議な大豆たち――
しまいには、風が吹くとカラカラと音が鳴るほどにまで乾かされて……。
王子はぶじ、だいずいちぞくの偉大な力を見せつけることができるのでしょうか?

そういえば、あれも、これも、それも大豆でできていた!
王子の冒険と共に、大豆にまつわる“豆知識”を学ぶことができる一冊です。

――いや、みんなに愛されている豆は、大豆だけじゃなかった!

小豆に、いんげん、ひよこ豆。
豆からできる料理は、まだまだ世界中にたくさん!
そんな世界中の豆料理を世界地図と照らし合わせて紹介しているページをながめていたら、
枝豆をすりつぶした餡をからめた日本の「ずんだもち」……
豆腐とタピオカに黒蜜シロップをかけたフィリピンの「タホ」……

あー、たまらん!!
今日は豆を食べなくちゃ!

(堀井拓馬  小説家)

おおいなる だいずいちぞく

おおいなる だいずいちぞく

出版社からの紹介

ある春の日。畑のなかから、声がきこえてきました。そこにいたのは、だいずいちぞくの若き王子とじいやです。
「われらの ちからを はやく みせつけて やりたいよ!」
「おうじ、たのもしゅうございます!」
おおいなる だいずいちぞくの 大活躍がはじまります!

王子とじいやを中心に、大豆たちが成長し、姿を変えておいしい食べものになるまでを、コメディタッチで描きます。大豆だけがすごい豆なのだ、と信じきっていた王子は、豆界のマドンナ、あずきちゃんに出会い、自分の底の浅さをしり、世界中の豆に出会う旅に出かけるのでした……。
楽しく笑いながら読めて、日本人の生活に大きくかかわりのある食材、大豆についてもしっかりまなべる絵本です。
本文中には、大豆がどのようにすがたをかえて豆腐やみそ、しょうゆ、厚揚げなどになるかを詳しく説明したページがあるほか、じいやの秘密の本には大豆の秘密がいっぱいつまっています!

ベストレビュー

にぎやかで色鮮やかな絵。明るさであふれてます。

にぎやかで色鮮やかな絵、だいずいちぞくのいろんな表情。明るさであふれています。
だいずからできたものがたくさんあること(今日も食べているかも)、じいやがポソッと話す豆知識も役立ちます。
実際に育ててみるとこの絵本をさらに楽しめそうです。とりあえずえだまめがいいでしょうね。
(よし99さん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳)

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