働きもののピョンタは、元気に畑を耕し、野菜や木の実を育てながら、ほかの動物たちと仲良く暮らしています。 一方、怠けもののケロドンはいつもぐうたらおやつを食べて、意地悪ばかり言っています。そんなある時長雨が続いて…。 昨年の夏は、ひどい高温に台風、土砂災害など、異常気象に日本中が苦しめられ、大きな被害や痛みを受けた年でした。土砂災害は、状況により、なかなか避難のタイミングを考えるのが難しいものです。だからこそ、起きうる被害に対するしっかりとした知識を持ち、自分の置かれた環境や状況を正しく判断して行動することが大切です。 小さな子どもたちにはまだまだ自分たちだけで判断して行動することは大変難しいと思うのですが、未来ある大切な命を守るための注意喚起として、長雨や大雨によって起こりうる土砂災害のことをわかりやすく考えてもらう一助として、 ぜひ読んでもらいたい紙芝居です。
「異常気象からいのちをまもる」と、副題がついているわりには穏やかな紙芝居です。
働き者のピョンタの畑が、長雨で生じた氾濫災害でダメになってしまいました。
でも命が助かって良かったですね。怠け者のケロドンも命が助かって、心を入れかえて、ピョンタを助けるようになりました。
この紙芝居ではあまり触れられていませんが、演じた後に緊急時の心構えについて、補足しておくと良いかと思いました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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