クラクションがならないくるまは、みんなとちがうことが恥ずかしくて内緒にしていた。友だちは心配して、くるまにラッパをプレゼント。うれしくて鳴らしていたら、クラクションがならないことがばれ、まわりから笑われてしまう。くるまは逃げ出し、友だちと遠くはなれた知らない街へ。そこは、ラッパをならすくるまばかりだったが……。みんなとちがっていても、わかってくれる友だちは必ずいる、と気づかせてくれる絵本。
たくさんのくるまが描かれた表紙のイラストと、ちょっと変わったタイトルが気になり、手に取りました。
みんなと同じくるまなのに、クラクションが鳴らないぼく。
友だちがプレゼントしてくれたラッパを嬉しく鳴らしていたら、みんなに笑われてしまって……。
かわいらしいおはなしかと思って読み始めたのですが、なかなか考えさせられました。
みんなと違っていても、わかってくれる友だちがいるというのは大事だなと、改めて気づかせてくれるおはなしです。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子15歳)
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