おとうさんと手話ではなしをするしんぺいは、一度でいいから、遠くにいるおとうさんに大声でよびかけてみたいと思っています。
長谷川知子さんの絵がとても物語に合っていました。
耳の聞けないお父さんを持つしんぺい君から見た世界です。
健常者のお父さんを持っている友達との違い、町での他人との触れ合い方の違い。
“聞こえない”お父さんとの親子のやりとり。
子どもだからこそ感じたものが描かれていました。
絵は大きく見やすいのですが、文章がとても長いので、この作品を1回の読み聞かせで子どもたちに紹介するのは、時間的に長そうなのがネックです。
テーマを作ってブックトークで紹介してみたいです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
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