サーカス小屋が火事になりました。いちばん人気のライオンが逃げ出して、人々は大あわて。そこへサーカスの少年があらわれます。
ゲーテの小説をもとに書かれた絵本です。
サーカスのライオンが火事におびえて逃げてしまいます。
それを捕まえようと、大人たちは力ずくの方法をとります。
でも、ライオンを捕まえたのは、少年の笛の音でした。
太陽と北風のように、無理に思い通りにしようとすればするほど、相手は頑なになります。
相手が心を許してくれて、自分から歩み寄ってくれる方法がいいです。
自分を省みる絵本でした。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子12歳)
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