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ベネベントの魔物たち(4) わがままな幽霊

ベネベントの魔物たち(4) わがままな幽霊

  • 児童書
著: ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ
絵: ソフィー・ブラッコール
訳: 横山 和江
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,430

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作品情報

発行日: 2020年02月19日
ISBN: 9784035215608

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
220mm×150mm 141ページ

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

ベネベントは、本当にある町です。一見ごくふつうの町ですが、ひとつだけ、とてもかわっていることがあります。それは、世界中のどこよりも魔物がたくさん住んでいるということ。魔物は、町のいたるところにひそんでいます。井戸の中、橋の下、劇場のあと……。もしかしたら、おとなりさんや家族のだれかが、魔物かもしれません。ほら、またきょうも魔物がいたずらを始めたみたい。ベネベントの子どもたち! 魔物に目をつけられないように、くれぐれも気をつけて。

セルジオの家には、ご先祖の幽霊が住みついています。ふつう、先祖の幽霊がついた家は栄えるといわれていますが、セルジオのご先祖はわがまま放題でちっともありがたくありません。お世話係のセルジオは毎日こき使われるばかりで、もううんざりです。おまけに、子だくさんのお母さんはいつも家事に追われてイライラ。ついにはセルジオを幽霊の住む部屋に追いやってしまいます! でもお母さんのイライラの原因は、ほかにもあったのです。セルジオは初めて幽霊と手を組んで、ある計画を立てました。

むかしから魔女が住むという伝説のある、イタリアの実在の町ベネベントを舞台に、1820年代の人々のくらしをイメージして書かれた昔話風の創作童話。魔女と人間が共生する世界でまきおこる日常のちょっとした事件を、ユーモラスかつミステリアスに描きます。

ベストレビュー

外国の暮らし。

140ページほどのシリーズ児童書、第4作目です。
イタリアに実在の町ベネベントは昔から魔女が住むという伝説のある町。
その町の1820年代の物語です。
外国の異文化と200年前の暮らしを感じることのできる本でもあります。
こちらはその最新作です。
(まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)

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