ドイツから世界中の心をとらえた、 14カ国で翻訳のベストセラーがついに邦訳!
こんな絵本、見たことない。 感動と感謝の声、続々!!
家族全員にとって大きな財産です。 はじめて読んだあと、愛する人への贈り物としてまた注文しました。 愛情のこもったイラストと簡潔な表現に笑い、熟考し、涙が出ました。
なんて素敵な本! この本をありがとう。私の本棚の資産です。
私は子どもたちと一緒にこの素晴らしい本を読みましたが、 どれほど感動したかを言葉にできません。
高齢者へのプレゼントにも最適です。 (「amazon.co.jp」のレビューより抜粋)
人生がどうなっているか知りたいですか? すべてがこの本にあります。
この本のアイデアは、あるとき、ふと生まれました。それは、生後間もない姪っ子が、ミイラのように布にくるまれ、外界に向かってまばたきしているのをはじめて見たときでした。なんて不可思議な旅が、この子を待ち受けていることか! と思ったのです。彼女を待ち受ける素敵なことをうらやましく思う気持ちが半分。でも同時に、今までのさまざまな痛みの記憶から、自分の中につまっている悲しみを思い、同じものがやはり彼女を待ち受けているとも感じました。 悲しいことに、おとなになると私たちは、世界に満ちる驚き、たとえば、連なる山々や満月、そして他者から受ける愛情になんだか慣れてしまい、当たり前に思ってしまうことがあります。それらの気高さを感じ取る心をもう一度取り戻すには、世界を新しい視点で見る必要があるのかもしれません。この本では、人生のそれぞれの局面で、世界の見え方が変わるということを表現できたらと思いました。(著者「あとがき」より)
私たちは「不可思議な旅」のまっただ中で、互いに出会い、すれ違い、ぶつかりあったり惹かれあったりして生きています。 さまざまな年齢の方々に、この旅をともに生きる家族や友人とこの本を手にとり、自由な会話をしていただければと願っています。(「訳者あとがき」より)
人生を100年だとして、1年刻みでその時の自分を描いた壮大な「絵本」です。
ストーリー性というよりも、その時その時の断片から様々に想像させられ、その年の自分を考えさせられる絵本です。
人生の中盤で描かれた絵本のようですから、生まれてその年に至るまで、過去の煌めきと夢のようなものが、ある意味幻想的に描かれています。
結婚と出産という、ひとりから家族形成時期になると、現実感と具体性が読み取れます。
そしてそこから先は予見という世界で、概念的であったり抽象的であったりして、充実感と不安感も感じました。
自分の年齢からすると、還暦を超えたあたりから、ちょっと辛さを感じました。
72歳で別れがあって、74歳で人生最高のパートナーと出会うという、リセット感と老いとの共存が怖くもあります。
人それぞれの人生ですから、読み取りは自由です。
前向きに受け取ることも必要ですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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