
■環境に子どもを当てはめず、 子どもの動きや思いを形にするために環境を整える■
子どもの動きや思いを実現するためには、 どのように環境を整えればよいのでしょうか? 従来の環境に子どもをあてはめる発想ではなく、 子どもに環境をあてはめるためのヒントを、 豊富な事例・写真をもとに提案したシリーズです。
本書では、場を作る、遊びを作る、探求するといった 4〜5歳児の遊びと生活にあわせた工夫を紹介します。
●主な目次 【4歳児の遊びと生活】 衝立・積み木・椅子等を使って/少し高いところがある環境/青色シート大活躍/屋外に持っていく物/自然の中に入り込んで遊ぶ/多様な素材を使って/イメージが沸き起こる/小さな生き物が生活に位置づいて/カイコを初めて飼った子どもたち/色水とのかかわり/おいしい生活づくり/見通しをもって過ごす ほか 【5歳児の遊びと生活】 段ボール箱を使って/マンモンレストラン/忍者になる/不思議を見つける/見つけたものを大事にする/絵本・図鑑/染め物/ビー玉コロコロ/水の実験/畑・栽培・土/雨の日の散歩/調理活動/公園めぐり/まちたんけん ほか
●本書の特徴 ・クラス別の環境構成を、実践を通して理解することができる ・初めに環境ありきではなく、子どもの思いや動きに合わせて環境を構成する視点を理解する
●推薦します 子どもたちが主体となって保育者また環境が提供する物と絡み合い、 高みを目指して創り出す姿がここに実現しています。 ――無藤 隆(白梅学園大学名誉教授)
【編者より】 子どもたちと保育者とおもちゃや椅子、差し込む光や流れる風、遠くに聞こえる車の音や鳥の声が相まって、「今、この時」が生まれます。そのようにして生まれ続ける「今、この時」を、いくつかのキーワードで切り取ってまとめてみたら、明日の保育の参考になるかもしれない。どこかにいる誰かが、活用してくれるかもしれない。そうだったらいいな!と願って作り始めた本です。あなたの保育の今日そして明日!に生かしていただけたら、とてもうれしいです!
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