水辺の森に光る無数のホタル。 あたたかそうな秋の葉にかくれた、宝石のようなテントウムシ。 リアルながらも、カラフルでやわらかなイラストが楽しいしかけ絵本のシリーズ、第3弾! 「のりもの」、「恐竜」に続く今回のテーマは、昆虫です。
とっくみあうカブトムシとクワガタ、その勝負のゆくえは!? あめ玉を見つけたちいさなアリ、さてどうやって運ぶ? あぶない! バッタとカマキリ、食うか食われるかの攻防! そして……。
しかけを動かすことで、同じ場面に次の瞬間、なにが起きるのかがあきらかになる仕組みになっています。 しかけがあることで、よりリアルな時間が流れを感じ、昆虫たちの動きにも驚きが増します。
みずみずしい色合いの昆虫や花々は見た目にも楽しく、一方でとても写実的。 「バッタってこんなふうに飛ぶんだ」 「葉っぱにとまったトンボって、こんな姿勢でいるんだ」 子どもたちの興味によりそう、発見がいっぱいの一冊です。
(堀井拓馬 小説家)
アメを見つけたアリ、蜜を吸うチョウチョ、葉っぱの下のテントウムシ、カブトムシとクワガタの対決!! 大好きな虫たちが集まった、小さなお子さまから楽しめる昆虫絵本の新定番! 好評『うごかせ!のりもの』『すごいぞ!!きょうりゅう』に続く、めくって動かすしかけ絵本です。 自然を発見する喜びがいっぱい!精緻であたたかみのある絵で想像力が広がります。
鎌田さんの描く昆虫や動物の絵本が大好きです。4歳息子はサバンナの方を先に読んで、しかけが気に入ったので、この本は自分が仕掛け部分をめくる!と張り切って読んでいました。昆虫の名前には詳しくないのですが、こんなに見つけられたら楽しそうです。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)
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