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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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しろ(原作:芥川龍之介)

しろ(原作:芥川龍之介)

  • 絵本
著者: 田中 伸介
出版社: みらいパブリッシング

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税込価格: ¥1,650

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作品情報

発行日: 2020年01月10日
ISBN: 9784434269677

出版社のおすすめ年齢:中学年〜
B5判 上製 48ページ

出版社からの紹介

見て見ぬフリは「罪悪」か。芥川龍之介のこころに残る名作『白』の絵本です。【あらすじ】牛乳のように体が真っ白な犬の「しろ」。自分の命おしさに、とっさに友人を見捨てて逃げてしまった。気付くと体が真っ黒になっており、飼い主のもとへ戻れなくなる。その先で「しろ」は何を思い、何を願ったのか!? ―――繊細かつ力強い線画のプロフェッショナル絵本作家「田中伸介」が、鉛筆ひとつで、芥川の深淵を描きます。ページを捲るたび、映画のコマ割りのようなショットから、世界に引き込まれていく、レンジが広く力のある作品です。

対象年齢:小学3年生~大人まで幅広い世代の方に楽しんでいただけます。(本文は、すべてひらかな・カタカナを使用しています)芥川文学の入り口にも、こころの教育本としてもオススメです。

ベストレビュー

しろがくろになったわけ

鉛筆で描かれたモノトーンの絵に驚かされました。
芥川龍之介にこのようなお話があることも、始めて知りました。
少し時代的に古さも感じましたが、くろになってしまったしろの苦悩と、懸命な行動に圧倒されました。
色が無いからこそ、しろの気持ちに寄り添える絵本ですね。
でも、友だちを見捨てたという後悔で、しろの心の黒は消えないのかもしれません。
(ヒラP21さん 60代・パパ )

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