けんぶち絵本の里大賞びばからす賞受賞作『ねこがさかなをすきになったわけ』につづく復刊第2弾!あるひ どこかの やまのなか だれかが くれた りんごに すわり いねむりしている ひよどり いちわ なんて のどかな ひるさがり そこに ひよどり もういちわ やってきたから さあ たいへん!ひとつのりんごを取りあい、どうぶつたちが追いかけっこ!ころがりだしたらとまらない りんごりんごろりんごろりん どうぶつたちも ごんごろごろりんこんころりーん
1個のリンゴを取り合う森の動物たちの姿が可愛い作品でした。
特に、独り占めしようとしたからすの口にリンゴがすっぽり挟まって取れなくなってしまったシーンは可愛くて笑ってしまいました。
版画絵ではないと思うのですが、絵の線が版画のような印象を受けるはっきりした線でした。
テキストは俳句のような語調で、
タイトルの「りんご りんごろ りんごろりん」など、弾むような言葉で紡がれているので、音読したら黙読してる時より、もっと楽しくなりそうです。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子20歳)
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