「わたしは なぞなぞはかせ、ドクター・ナゾナーだ。 きょうは、のりもののなぞなぞであそぼうか。 では、さっそくはじめよう……。」
ナゾナーから次々に繰り出されるなぞなぞを解いて、絵の中にあるたくさんののりものの中から、正解を見つけられるかな?
町の中、工事現場、空の上などさまざまな場面に、たくさんの乗り物が名前つきで登場するので、乗り物図鑑絵本としても楽しめる一冊。 さらに、各場面でドクター・ナゾナーを探す遊びもあって、なぞなぞ+図鑑+さがし絵と、1冊で3回楽しめます! 月刊幼児誌「げんき」の人気連載「のりものだあれ?」をもとにした絵本です。
ずばり、乗り物のなぞなぞ!
それだけでワクワクしますが、斉藤洋さんですもの、
出題の着眼点が素晴らしいです。
誰よりも速く走れるのに、運動会やオリンピックに出ないで、毎日、遠くまで出かけていくのは、誰だろうなあ、なんて、
私にはツボでした。
ちょっとした図鑑のようなラインナップから、探すというのもミソ。
本当にたくさんあって、今どきの乗り物も学べますね。
電車も、意外に全国網羅しているのもうれしいです。
そう、身近な乗り物にたくさんお世話になっていることも感じることができそうです。
こわせもりやすさんの絵も、マニアックに丁寧に、生活に寄り添った作風が心地よいです。
幼稚園児くらいから、じっくり楽しんでほしいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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