アニメパークシリーズ第5作目。 今回は、ばいきんまんがみみせんせいに変装して、 わるだくみをします。
娘の満2歳になったころに贈りました。
以来、寝るときに読む本は必ずこの本なのです。
学校の風景、みみ先生の教室が出てきて、
カバオをはじめ、みんなのお弁当のなかみをすっかり覚えてしまい、
それが楽しいようです。
アンパンに登場する様々なキャラクターの中で、
娘は、アンパンを知った最初の頃から、みみ先生が大好きでした。
私の知る限りでは、レギュラーで大人の女性はみみ先生だけです。
娘には、限りなくやさしい感じのみみ先生がいいのかもしれません。
アンパンは善と悪が毎回必ず現れて、対立し、最後に善が勝つ。
勧善懲悪そのもので、悪のバイキンマンだけが登場する話はありません。
ふと、美輪明宏の「正負の法則」を思い起こさせます。
きっとアンパンには、日本的なるものの何かがあるようで、
それが生まれて間もない日本の幼児の面々から、
絶賛をあび続けている要因なのではないでしょうか。
娘につきあって、アンパンものを見ていますと、
これは、ひとりひとりの心の中で起きる出来事、
善と悪との拮抗を表象しているのだなぁと感じられてきます。
ちなみに、最近の娘は、バイキンマンの配下のカビルンルンが好きになっていて、登場するとニコニコしています。 (心のギアさん 50代・パパ 3歳)
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