『スーホの白い馬』などで知られる国際アンデルセン賞受賞の絵本作家が平易な言葉で語る絵本論。自著創作秘話や評論など絵本への愛と創作への熱意があふれる名著、新装版。
赤羽末吉さんが、自らの作品の舞台裏を語っています。取り入れた手法や用いた素材についても書かれているので、様々に変化に富んだ作品の数々をもう一度手に取りたくなります。
語り口調が軽妙でユーモアに富んでいるので、多くの作家の絵本に対する評論にも嫌味がなく、その作品の選定にも赤羽さんの絵本作成とつながった感覚を感じました。
中国を題材にした作品も多いので、取材旅行のエピソードも楽しく読み終えました。
赤羽作品がもっと好きになる本です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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