ねずみのプララが、小さな赤いプロペラ機に乗って、飛んでいきます。 「びゅーん せんたくものの とんねる くぐりまーす」
白いシーツの間に入って「なかはまっしろ」。 ……と思ったら、いつの間にか、赤い飛行機は白い雲の中。 雲の上に出て大空を「びゅーん」。 雲でトランポリンをする動物たちの横も抜けて「びゅーん」。 あれれ、プララったら、操縦しながら雲のわたがしを食べているみたい!
黒雲の中に「びゅーん」。 雨が降ったり、カミナリが鳴ったり。 飛行機はどこへ行くのかな?
空想を広げて、プララと一緒に大空を冒険しましょう。 「びゅーん」というシンプルな言葉の繰り返しと、明るい空の色が気持ちいい絵本です。 お子さんと一緒に「びゅーん」と声に出しながら楽しんでくださいね。
ねずみのプララが主人公の絵本は、他に『プララのとんねるぶっぶー』もあります。 本書と同じく、身近なところから世界が広がっていく、幼いお子さんにぴったりの楽しい絵本です。 あわせてどうぞ。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
飛行機にのったプララが、まっしろなシーツの中をくぐると、びっくり! 雲につづいているよ。空の上を、びゅーん。黒い雲の中も、びゅーん。すると、ぽつぽつ雨がふってきて・・・!? プララと一緒に、楽しい空の冒険へ!ふとした瞬間から、想像の世界を自由に行き来できて、どんどん想像が広がる。そんな子どもの頃の楽しい感覚がつまった絵本です。
小さいのもわるくないですね〜!
ひこうきに乗って洗濯したシーツをくぐると
いろんな世界が広がっています。
白い雲に繋がっている、
黒い雨雲もでてくる。
飛行機にのっていろんな空間に
行けるっていいですね。
最後の太陽はいいにおいだったそうです。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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