きつねとうさぎが、ブランコに乗っていると、こぐまがやってきました。「ぼくの番だよ」と言って、ぶらんこをひとりじめ。きつねとうさぎさんは、しぶしぶよそへ行ってしまいました。たぬきさんたちがせっかく作った砂山を壊したり、おさるさんが食べていたりんごを横取りしたり、気がつくとこぐまさんはひとりぼっち。なんだか楽しくありません。すると、りすさんたちが仲良くぶどうを食べている様子を見て、こぐまさんは大事なことに気づきます…。
ポイント ・友だちとなかよく遊べる子になれる絵本。 ・心を育てるしつけが自然と身につきます。 ・しつけ絵本シリーズ第1弾。
いもとようこが好きな息子が借りてきました。
読む前に息子が「ひとりじめって何?」と聞きました。「おもちゃでもおかしでも自分一人で全部もっていって、誰にもあげないこと」と答えました。
物の貸し借りや、お菓子をあげたりすることができない時期ってありますよね。子どもは誰もが通る道ではないでしようか?
「人のふり見てわがふり直せ」とはいうものの、実際には難しいものです。息子は貸し借りできない時期は終わりましたが、そういう時期のお子さんが読んだらピンとくるかも?
一人じめするより、みんなで何かする方が楽しいねということに、気付かせてくれる内容なのでいいなと思いました。
絵がかわいいです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子6歳)
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