|
この世界からさよならする時が近づいていた猫のミィ。思い残すことはあまりないけれど、一つだけ気になるのは子どものころからずっと一緒だったサキちゃんのこと。サキちゃんのために何か一つだけ“ねがいごと”ができるといいと考え始めたミィですが…。
猫は死ぬ前に一つだけねがいごとを叶えてもらえる、と母猫から教わっていました。その願い事、何のために使う・・・?そう、主人公の猫は、飼い主が寂しくならないようにとその願い事をします。途中何度も泣きそうになりながら読みました。それにしても、なにも思い残すこのない人生(猫生?)っていいですね。 (ままmamaママさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子7歳、男の子5歳、女の子3歳)
|