
楽しみながら確実に上手くなる!
強弱を生み出すリズム 理想の筆の動き
武田双雲・双鳳・双龍を育てた母が 書に楽しむためのコツを「わかりやすく」教えます
********* CONTENTS *********
★ はじめに
★ 書く前に 上達の心得
★ 1章 いっきに上手くなりましょう ◎ 生きている字を書く 「筆づかい」3原則 *原則1 筆の「運び方」 *原則2 筆の「抜き方」 *原則3 筆の「曲げ方」 ◎ 気持ちのよい字を書く 「文字の形」4原則 *原則1 立体的に *原則2 整理整頓 *原則3 変化の美 *原則4 余白を余白にしない ・文字と遊ぶ
★ 2章 グルーピングで早くコツをつかみましょう *方向に留意 「左払い」のグループ *角度・速度・深度 「曲げ」のグループ *筆を入れ直す 「折れ」のグループ *筆圧の強弱 「しんにょう」のグループ *中心の意識 「いとへん」のグループ *「熟語」を書いてみましょう
★ 3章 「ひらがな」を練習しましょう * カギとなる文字を練習 * 漢字まじりのひらがなを書いてみましょう *「数字」を書いてみましょう
★ 4章 暮らしに生かす書道 *年賀状・暑中見舞い *封筒・はがきの表書き *よく見うける苗字
★ 5章 道具を知る ・筆・紙・硯・墨・落款 ・文鎮・筆床・水滴・筆池・筆巻
閑話休題 *「書道」と「環境」 *「書道」と「水泳」
*「リズム」と「筆脈」は文字の生命線です *「文字」には「形」があります
書道は日本の伝統文化として、 歴史の重みや様式の難しさがあるという イメージが強いかもしれません。 これらはぜひ守りたい伝統文化ですので、 それを伝える義務があると思っております。
本書をゆっくり、じっくりと一年位かけて学んでいくと、 魔法がかかったようにスラスラと筆が進んでいくことでしょう。 そして、多くの方々に元気や感動、優しさ、思いやりなどを 筆文字で伝えてくださいませ。 こんな武器を手に入れたことは最大の宝です。
「急がば回れ」ということわざの通り、 コツコツとあせらずに学習してくださることを 切に願っております。それも私の夢なのです。 私たちも、これからずっと書道を愛し、邁進して行く所存ですので、 どうか応援もよろしくお願い致します。
ふたば書道会 会長 武田双葉(たけだそうよう)
※ 本書は2017年発行の「DVDで手ほどき 武田双葉の書道入門 誰でも美しい字が書ける 新装版」の新版です。
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